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アジサイ用語辞典


アジサイのHPはこのサイト以外にも多々ありますが、その中でたまに聞きなれない言葉や専門用語が出てくることがあります。しかしその意味が書かれていなかったりして、よくわからないことがあります。ここではそれらの言葉の意味を説明していきます。

用  語 意     味
 
青軸
(あおじく)
緑色の若枝のことで、赤い枝の赤軸や黒い枝の黒軸に対して用いられる言葉。アジサイでは最も一般的な軸である。
赤軸
(あかじく)
赤色を呈する若枝のこと。
曙斑
(あけぼのふ)
緑色の部分と斑の境界がグラデーションのようにぼけた斑のこと。
赤玉土
(あかだまつち)
赤土(関東ローム層でとれる赤みのある土)を高温で焼いて粒状にしたもの。赤い色は、土中の鉄分が酸素と反応した酸化鉄に由来するものです。通気性と保水性に優れ、無菌状態であることから鉢植えの基本用土とされ、アジサイの基本用土としてもよく使われる。1970年代の“さつきブーム”が起こった時に広く知れ渡った。長期間使用すると型崩れし、赤玉土としての利用価値が下がる。粒の大きさは一般的に大粒や小粒などわけられた状態で販売されている。pHは6.5前後になっている。
秋色アジサイ
(あきいろあじさい)
装飾花の老化現象により、装飾花が緑色や赤色を帯びること。装飾花に厚みがあり、長持ちするものを半日陰や日陰に置いて保管するときれいに変色する。好みはわかれるが、観賞価値があるとされ、秋色になる品種や、変色後のアジサイは高値になることもある。秋色アジサイになるものは特に西洋アジサイに多い。その色合いからアンティークアジサイとも呼ばれる。
アジサイ
(あじさい)
山アジサイや西洋アジサイなどアジサイ科の植物の総称。単にホンアジサイのことを指すこともある。アジサイ科ではないが、ツルアジサイと外見似ているイワガラミもアジサイとして扱われることがある。
油粕
(あぶらかす)
一般的な肥料で、菜種油の絞り粕からできている。成分比は窒素5%程度、リン酸2%程度、カリ1%程度で窒素分が多い。肥料としての効果は分解されてから出てくるため遅効性の肥料である。
甘茶
(あまちゃ)
山アジサイの変種であるアマチャの若葉を蒸して揉み、乾燥させたもの。またはそれを煎じて作った飲料のこと。4月8日の灌仏会(花祭り)の際に仏像に注ぎかけるものとして古くから用いられた。また、長野県の佐久地方で天神祭や道祖神祭等で御神酒の代用としても使われる。甘みのもとはフィロズルチンとイソフィロズルチンという成分からなる。歯周病に効果があるとされる。
網斑
(あみふ)
葉脈に沿って入る網目模様のような斑のこと。
アメリカアジサイ
(あめりかあじさい)
アナベルやホワイトドームなどを指す北米原産のアジサイ、またはその改良種の総称。
アルカリ性
(あるかりせい)
水に溶けて水酸化物イオン(OH-)を生じる物質の性質のこと。pHは7よりも大きい数字になる。一般的に水溶液での性質を指す言葉で、水に溶けていない状態では塩基性と呼ぶ。
アルミニウム
(あるみにうむ)
原子番号13の元素。元素記号はAlで、酸にもアルカリにも溶解する両性元素。土壌にも含まれており、土壌中では、pHが5.0を下回ると急激にイオン化して溶解度が高まり、pH3.5ではほぼ完全に溶存体となる。一般的に土壌中にアルミニウムイオンが多いと、根の成長阻害を引き起こしたり、施肥効率を低下させたりすとされている。アジサイにおいては、アントシアニンと結合し装飾花を青くさせる作用がある。
アルミニウム耐性植物
(あるみにうむたいせいしょくぶつ)
植物においては、根の成長阻害などを引き起こす有害なアルミニウムに対し、耐性を持っている植物のこと。アジサイをはじめ、コムギ、トウモロコシ、ソバなどが知られている。アルミニウム耐性に関与する遺伝子は最初にコムギにおいて発見された。
アンティークアジサイ
(あんてぃーくあじさい)
秋色アジサイの項を参照。
アントシアニン
(あんとしあにん)
果実や花の赤、青、紫を示す水溶性色素の総称。アジサイの場合、細胞の液胞内に存在し、アルミニウムイオンと結合することで青く発色する。そのため土壌のpHが低い時(酸性時)ほどアルミニウムがイオンとして多く溶け出すので、酸性土壌ではより青の発色が良くなる。アジサイの他にはブドウやブルーベリーに含まれていることで有名。
 
育種
(いくしゅ)
生物を遺伝的に改良し、新しい品種を作り育てること。育種を専門にしている人を育種家という。
伊豆
(いず)
静岡県にある地名(伊豆市)。その周辺で採取されたガクアジサイの名前にも用いられる。
糸覆輪
(いとふくりん)
糸のような極細の覆輪のこと。
伊予
(いよ)
現在の愛媛県にあたる昔の地名。この周辺で採取された山アジサイの名前にも用いられる。伊予と名のつく山アジサイは多岐にわたり、比較的入手もしやすい。
 
梅咲き
(うめざき)
ウズアジサイをアルカリ性の用土でピンク色に咲かせたものを指す言葉。土壌調整による発色なので、酸性土壌の場所へ移植すると紫色へと花色が戻る。
 
エゾアジサイ
(えぞあじさい)
山アジサイの変種で、山アジサイと比較すると葉が大きい。雪の多い東北地方や北陸地方、山陰地方などの雪の多い地方に分布している。
枝変わり
(えだがわり)
植物のある枝だけに関して、新芽・葉・花・果実などが、成長点の突然変異などによって、その個体が持っている遺伝形質とは違うものを生じる現象。その部分の枝を挿し木し、その形質が固定されれば新しい品種の誕生となる。
枝抜き
(えだぬき)
剪定の手法の一つ。不要になった邪魔な枝を切り落とす作業のこと。
園芸品種
(えんげいひんしゅ)
形態や特性などが他の種と明確に異なり、その形態や特性などを長年にわたってたもつことができる植物群で、人為的に選抜されたもの、あるいは交配後、優秀なものを選抜したものをさす。主に鑑賞目的や食用目的で改良されたものが多い。
エンゲラー
〔1844〜1930〕
(えんげらー)
ドイツの植物分類学者。ブレスラウ大学で下等植物を研究し,1884年にベルリン大学で植物学の教授となる。系統分類によるいわゆるエングラー式植物分類体系を確立し、植物地理学の発展にも寄与した。なお、新エングラー体系の分類ではアジサイはユキノシタ科の植物として扱われている。
 
黄金葉
(おうごんば)
黄色い葉のこと。一般的な緑色の葉と比べ葉焼けしやすく栽培が難しいが、非常に観賞価値が高い。
おたくさ
(おたくさ)
 
 
貝咲き
(かいざき)
へら弁の項を参照。
害虫
(がいちゅう)
植物に害を与えるため、防除の対象となる虫のこと。アブラムシ、コナジラミ、ハダニなどのように植物について汁液を吸うものと、イモムシやケムシなどのような茎や葉、根を食害するものがいる。
返り咲き
(かえりざき)
本来の開花時期でないのに花が咲くこと。正常な時期に開花したものに比べて花はやや小さく、花色が薄くなる傾向がある。
花芽
(かが)
生長して花になる芽。
化学肥料
(かがくひりょう)
化学的に合成された無機肥料のこと。
花冠
(かかん)
花の花弁全体、または複数の花弁からなる花の器官のこと。
ガク
(がく)
花冠の外側のつけ根にあるもので、一枚一枚を萼片という。
ガクアジサイ
(がくあじさい)
 
ガク咲き
(がくざき)
アジサイの花型の一つで、花序の中心に両性花が密に存在し、その周囲を輪のように装飾花が並ぶ咲き方。山アジサイやガクアジサイに多く見られる。レースキャップ型とも呼ばれる。
学名
(がくめい)
学術的に表記した世界共通の植物の名称。個々の種名は、ラテン語で「属名+種小名」の2つの単語で表記される。
花序
(かじょ)
枝に花がつく配列状態のこと。その花の集合体を指すこともある。
柏葉アジサイ
(かしわばあじさい)
 
下垂性
(かすいせい)
茎や枝が垂れ下がる性質のこと。俗に枝垂れという性質のこと。
化成肥料
(かせいひりょう)
複数の単肥に化学的操作を加え、肥料の3要素のうち2種類以上を含むようにした肥料のこと。
花柱
(かちゅう)
子房と柱頭の間の部分のこと。
鹿沼土
(かぬまつち)
栃木県から茨城県にかけて産出し、特に鹿沼市で良質のものがとれることからその名がついた。今から3万年前に群馬県の赤城山が火山爆発したときの噴出物だとされている。地質学上は鹿沼軽石といい、主成分は、珪酸とアルミニウム。名前に土とついているが、土ではなくれっきとした軽石である。通気性と保水性に優れ、サツキの栽培によく用いられる。アジサイの挿し木用土としても使用可能で、乾燥すると橙色が白っぽく変色するので水切れが一目でわかる。pHは5〜6と酸性なので、アジサイをきれいな青色に咲かせたい時にも使用する。
花柄
(かへい)
花序を支えている主軸からそれぞれの花をつける茎のような部分。茎ではない。
花木
(かぼく)
花や葉、果実を観賞するために庭植えまたは鉢植えにして利用される木本のこと。果樹や生垣用の木は含まない。
カラーリーフ
(からーりーふ)
斑入りや黄金葉、銀葉、銅葉などのカラフルな色彩をもった植物の総称。
烏葉
(からすば)
黒み帯びる性質を持つ品種の葉のこと。
カリウム
(かりうむ)
原子番号19の元素。元素記号はKでアルカリ金属の一種。肥料の三要素の一つで、主に根の発育にかかわる成分。耐病性を高める効果もある。園芸業界では根肥え、またはカリとも呼ばれる。
芽鱗
(がりん)
冬芽の外側を覆っている皮のようなもの。鱗片ともいう。
潅水
(かんすい)
植物の発芽や生育を正常に進めるために、人為的に水を与えること。
完全花
(かんぜんか)
一つの花の中に雄しべと雌しべを持ち合わせているもののこと。両性花ともいい、アジサイの場合は装飾花に対して両性花という言葉の方を使うことが多い。
潅木
(かんぼく)
低木のことを指すが、近年はあまり使用されなくなった言葉である。
   
気孔
(きこう)
葉の表皮に存在する小さな穴(開口部)のこと。主に光合成、呼吸および蒸散のために、外部と気体の交換を行う目的で使用される。
キュー植物園
(きゅーしょくぶつえん)
 
鋸歯
(きょし)
葉や花の外周にある鋸の歯のような凸凹のこと。そのようなギザギザになっている葉や花に対して「鋸歯がある」という。反対に外周が滑らかなものを全縁という。
切り戻し
(きりもどし)
剪定の手法の一つ。成長し過ぎた樹木の大きさを元に戻したい時に大きく刈り込む作業のこと。樹勢を回復させたい時にも行う。
銀葉
(ぎんば)
 
  
茎伏せ
(くきふせ)
栄養繁殖の手法の一つ。根元に近い柔軟な枝を親株とつなげた状態で寝かし、その枝の上に土をかけ発根させて新たな株をつくる増殖法。親株から切り離さないため、挿し木よりも成功率が高い。
苦土石灰
(くどせっかい)
苦土(マグネシウム)を含む石灰(カルシウム)のこと。アルカリ性なので、酸性土壌を中和する時に用いる。
黒軸
(くろじく)
黒色を呈する若枝のこと。
黒土
(くろつち)
関東ローム層の表層に存在する、黒っぽい火山灰土のこと。赤玉土より粘りが少なく、固まりにくい。有機物を多く含み、保水性・保肥性がよいので、農作物の育成などに適している。
 
鶏糞
(けいふん)
鶏の糞を発行させたリンを多く含む肥料。肥料として施す場合は、根から少し離れた場所に置くか、植えつける1ヶ月程前に土に混ぜ込む。成分比は窒素3%程度、リン酸5%程度、カリ5%程度でpHはアルカリ性。即効性のある肥料である。
剣弁
(けんべん)
先の尖ったアジサイの装飾花のこと。
  
光合成
(こうごうせい)
植物が太陽エネルギーを利用して水と二酸化炭素から、糖類を合成する作用のこと。
合弁花
(ごうべんか)
アサガオなどのような花弁(花びら)が合着して1枚となる花のこと。対して花弁が一枚一枚独立しているものを離弁花という。一般に合弁花は離弁花より進化の進んだ形態とされる。
腰水
(こしみず)
容器に水を張り、鉢の高さの1/3〜半分くらいまでを浸けて、鉢の底から水を吸わせる給水方法のこと。長期間おこなうと根腐れの原因になるので、一時的に水をあげられない時や真夏の暑さで瀕死の状態の鉢植えなどにおこなう。
互生
(ごせい)
葉が位置をずらして様々な方向に出ること。
骨粉
(こっぷん)
骨を粉状に砕いたもので、緩効性のリン酸有機質肥料のこと。
子持咲き
(こもちざき)
八重咲きのアジサイの装飾花の重なり部分の間から、さらにもう一つ新しい装飾花が出てくる咲き方のこと。この性質がある品種でも、木に勢いがないと子持咲きにならないことがある。
  
挿し木
(さしき)
枝や葉を赤玉土や鹿沼土の挿し床に挿し、発根させ新たな苗をつくる増殖法。種子を形成しない場合や、種子繁殖が経済的、栽培技術的理由などにより適さない植物を繁殖させるための方法のひとつとして用いられる。アジサイの場合は種子からの栽培が困難かつ時間がかかるので、この増殖方法で増やすことが多い。
里帰り品種
(さとがえりひんしゅ)
日本の品種が国外に渡り、渡った先で名前が変わったり、手が加えられたりして、その後、日本に持ち込まれた品種のこと。
サワアジサイ
(さわあじさい)
山アジサイの別名。
酸性
(さんせい)
水に溶けて水素イオン(H)を生じる物質の性質のこと。pHは7よりも小さい数字になる。
散房花序
(さんぼうかじょ)
主軸が短く、それより長い柄をもった花が間を詰めて生じるもののこと。花は多数で、全体は円すい形を逆さにした形になる。
  
シーボルト
〔1796〜1866〕
(しーぼると)
正式にはフィリップ・フランツ・バルタザール・フォン・シーボルト。ドイツの医師・博物学者である。27歳の時にオランダ商館医として長崎県に赴任、楠本滝(以下お滝)と出会う。そして29歳の時にそのお滝と結婚する。そして日本で見つけたアジサイが気に入り、オタクサと名付けた。その後任期が切れ帰国する際に、日本地図など当時は持ち出し禁止とされていたものを持ち出そうとしたため、拘禁、永久追放された。帰国後はしばらく独身であったが、49歳の時に20歳も年下のヘレーナという女性と再婚した。しかし、その後日本が開国され、国外追放が解けたため63歳の時に再来日し、お滝やお滝との子イネと再開する。そして鳴滝塾を開き、診察や研究をした後、帰国した。そして帰国後も最期まで日本研究に励んだ。享年69歳。
地植え
(じうえ)
庭や花壇に植物を直接植えること。
四季咲き性
(しきざきせい)
生育に必要な最低気温があれば、1年中花芽をつけて花を咲かせられる性質をもつ植物のこと。
枝垂れ
(しだれ)
下垂性の項を参照。
子房
(しぼう)
雌しべの下部のふくらんだ部分のこと。受精後、果実になる。
絞り
(しぼり)
アジサイの装飾花に入る装飾花の色とは別の色の筋のような模様。
蒸散
(じょうさん)
 
常緑
(じょうりょく)
一年中、葉が枯れないこと。
ジョセフ・バンクス
(じょせふばんくす)
 
新梢
(しんしょう)
春に伸び出て、年を越していない、若く新しい枝のことを指す。挿し穂として用いる部分。
針葉樹
(しんようじゅ)
 
 
砂子斑
(すなごふ)
砂粒のように細かな点が入る斑のこと。
 
星状花
(せいじょうか)
山アジサイ緑星の花序の中心部に見られる緑色の細長く尖った装飾花のこと。
西洋アジサイ
(せいうようあじさい)
ヨーロッパで改良された日本のアジサイのこと。その後里帰りし、日本でもさらに改良が進み、現在では数多くの品種が存在する。山アジサイと比較すると、葉は大きく光沢があり、装飾花は大きく華やかなものが多い。しかし、葉や花序が大きい分、蒸散のスピードも早く、水切れに弱い一面がある。耐寒性も山アジサイより劣り、0℃以下になると枯死はしないが、花芽が痛むなどの症状が出る。
石化
(せっか)
帯化の項を参照。
全縁
(ぜんえん)
葉や花の外周に鋸歯がなく滑らかな縁になっているもののこと。
先祖帰り
(せんぞがえり)
交雑した品種や改良を施された品種が、親種やさらにその上の代の種に戻ること。
剪定
(せんてい)
樹木の形を整えたり、風通しをよくするために密になった枝や茎を切ること。アジサイの場合は花の咲き終わった後すぐに行う。
  
装飾花
(そうしょくか)
ガクが花弁のように大きく発達したもののこと。アジサイでは一般的に花と言われている部分のことで、生殖機能は退化している。
草木灰
(そうもくばい)
草や木を燃焼させた後の灰のことで、カリウムと石灰分を含む肥料になる。水溶性のカリウムが多く即効性がある。成分比は灰にした植物により異なるが、6%程度のカリを含む。
側生
(そくせい)
芽や花などが茎や根の主軸に対して側方につくこと。

(そこ)
装飾花の中心部付近のこと。
即効性肥料
(そっこうせいひりょう)
施すとすぐに植物に吸収されて、効き目がすぐにあらわれるタイプの肥料のこと。化学肥料のほとんどや、液肥はこれにあたる。効果がなくなるのが早く、追肥向き。
 
耐陰性
(たいいんせい)
光量不足に対する耐性のこと。この耐性が高い植物のなかでも、暗い所を好むパターンと、もともとは明るい所を好むが暗い所でも育成できるパターンとでわけられる。
帯化
(たいか)
本来は棒状の茎が、昆虫や細菌によって生長点が傷付けられたり、遺伝子が変異を起こしたりして、帯状になったもののこと。固定したもののなかには、観賞価値を見出され園芸品種とされるものもある。
耐寒性
(たいかんせい)
寒さに対する耐性のこと。この温度が低いほど寒さに耐えることができる。
耐暑性
(たいしょせい)
暑さに対する耐性のこと。高地に自生している植物などはこの耐性がないことが多い。
対生
(たいせい)
葉が茎から出るとき、茎の同じ高さから、向き合うように2枚の葉が出ること。
堆肥
(たいひ)
有機物を微生物によって完全に分解した肥料のこと。
玉アジサイ
(たまあじさい)
日本各地の山地に自生しているアジサイ。一般的なアジサイと違い、開花前の花序が複数枚の厚い皮に覆われツボミのような球状になる。また葉や若枝にうぶ毛が多く、日差しに弱い性質がある。花序はガク咲きだが、テマリ咲きの変異種など複数の園芸品種が存在する。
多毛葉
(たもうば)
うぶ毛の多い葉のこと。品種によってはうぶ毛が密に生え、ビロード生地のように見えることからビロード葉と呼ばれることもある。
段咲き
(だんざき)
アジサイの咲き方の一つで、枝の先端についた花序の下にさらに花序がつき、何段かに連なって咲く咲き方のこと。
単肥
(たんぴ)
肥料の3要素のうち1つしか含まない化学肥料のこと。
  
遅効性肥料
(ちこうせいひりょう)
施してからゆっくりと効果が現れ、持続するタイプの肥料のこと。油粕や骨粉などの微生物に分解されて吸収される有機質のものが多い。
窒素
(ちっそ)
原子番号7の元素。元素記号はNで、全ての生物にとって必須の元素である。葉肥えとも呼ばれ、葉を大きくさせる効果があるが、過剰に与えると軟弱になり、病害虫に侵されやすくなる。
中性
(ちゅうせい)
酸性でもアルカリ性(塩基性)でもない状態を指す。pHは7である。水溶液中の場合、水素イオン(オキソニウムイオン)濃度と水酸化物イオン濃度が等しい状態ともいえる。アジサイを赤色にさせる時には土壌を中性(弱アルカリ性)にさせる。
中性花
(ちゅうせいか)
両性花の項を参照。
柱頭
(ちゅうとう)
雌しべの先端部分。
頂生
(ちょうせい)
花などが茎や枝の先端につくこと。
散り斑
(ちりふ)
その名のとおり、細かな点状の模様が散りばめられたように入る斑のこと。
  
追肥
(ついひ)
植物の生育途中に与える肥料のこと。
ツマグロヨコバイ
(つまぐろよこばい)
 
ツルアジサイ
(つるあじさい)
 
 
綴化
(てっか)
帯化の項を参照。
テマリ咲き
(てまりざき)
アジサイの咲き方の一つで、装飾花が密集し、球状になった花序を呈する咲き方のこと。自生種はガク咲きが多いが、改良された西洋アジサイは見た目の豪華さからテマリ咲きを取り入れることが多く、近年ではアジサイの最も一般的な咲き方となっている。
 
銅葉
(どうば)
赤みを帯びる性質をもつ品種の葉のこと。
藤本
(とうほん)
つる性植物のこと。また、そのつるをさすこともある。
土佐
(とさ)
現在の高知県にあたる場所を指す旧地名。またその周辺で採取された山アジサイの名前にも用いられる。独特の風合いをもった品種が多い。
徒長
(とちょう)
日照不足や土壌のチッ素分過多のため、 植物の枝や茎が間延びして伸びること。
取り木
(とりき)
枝の樹皮を切除して、乾燥しないようにミズゴケなどで巻いて不定根を発生させ、その根の下を切り取って移植、増殖させる方法。基本的に一度に大量増殖させることは不可。
取り播き
(とりまき)
採取した種子をすぐに蒔くこと。木本類の種子に多い蒔き方。
 
永田農法
(ながたのうほう)
 
ナデシコ咲き
(なでしこざき)
鋸歯のあるアジサイの装飾花のこと。ガク咲きやテマリ咲きのように花序の形を現す言葉ではなく、鋸歯の有無を区別させるために用いる言葉。
 
虹色
(にじいろ)
一般的には日本では七色(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)とされるが、アジサイの場合、紫色の装飾花の底に青いぼかしや絞りが入った色合いのことを指す。
  
ノリウツギ
(のりうつぎ)
 
 
バーミキュライト
(ばーみきゅらいと)
中国、南アフリカ、オーストラリア、ジンバブエ、米国などに産出する原鉱石の蛭石(ひるいし)を800℃ほどで焼結処理し、10倍以上に膨張させたもの。土壌改良土として用いられる。多孔質で非常に軽く、保水性・通気性・保肥性がある。pHもほぼ中性で、ピートモスや赤玉土などと混ぜて使用する。ほぼ無菌なので、ガーデニングにおける挿し木用土、種蒔き用土としても使われる。
ハイドランジア
(はいどらんじあ)
アジサイの学名。山アジサイと区別するために西洋アジサイの別名としても用いられる。
掃け込み斑
(はけこみふ)
筆で塗ったようにはっきりと入ったり、時にはかすれたように入る観賞価値の高い斑。
播種
(はしゅ)
種子を蒔くこと。
鉢上げ
(はちあげ)
播種後または挿し芽の後、成長した苗を鉢に移植すること。庭植えにされている木や草を鉢に移植する場合にも使われる言葉。
半テマリ咲き
(はんてまりざき)
アジサイの花型の一つで、ガク咲きとテマリ咲きの中間的な咲き方。この咲き方をする品種はあまりない。
 
ピコティー
(ぴこてぃー)
覆輪の項を参照。
日向
(ひゅうが)
現在の宮崎県にあたる旧地名で、現在も市の名前として使われている。この周辺で採取された山アジサイの名前にも用いられる。この名前のつく品種には花色の濃いものが多い。
ピラミッドアジサイ
(ぴらみっどあじさい)
ピラミッド咲きの項を参照。
ピラミッド咲き
(ピラミッド咲き)
アジサイの花序が円錐型になる咲き方。柏葉アジサイやノリウツギに多く見られ、この咲き方をするアジサイをピラミッドアジサイと呼ぶこともある。
 
ファイトプラズマ
(ふぁいとぷらずま)
1967年に発見された細菌で、植物に寄生し黄化・萎縮・叢生・てんぐ巣などの病害を起こす原因となる。偏性細胞内寄生性で、植物の師管とある種の昆虫に寄生する。ヨコバイなどの師管液を吸う昆虫によって媒介され、これら媒介昆虫の体内でも増殖する。アジサイが感染すると葉化という症状が発生し、装飾花が緑色になり葉のようになる。一見観賞価値があるので、これを故意に品種として固定させ販売しているところもあるが、病気によるものなので、耐寒性や耐暑性に劣り、栽培が困難である。
複合肥料
(ふくごうひりょう)
単肥を混合し、肥料の3要素のうち2種類以上を含むようにした化学肥料のこと。
覆輪
(ふくりん)
花(葉やガク)とは違う色が花の外周に入り縁取りのようになる斑のこと。ピコティーともいう。
吹っ掛け絞り
(ふっかけしぼり)
霧吹きで吹きかけたような細かな点状の絞りのこと。
不稔花
(ふねんか)
生殖機能が退化し結実しない花のこと。アジサイでは装飾花の中心にある小さな粒のような花がこれにあたる。
腐葉土
(ふようど)
地面の表層に蓄積した朽木や落ち葉が、バクテリアやミミズなどの土壌動物により分解されて土状(土ではない)になったもの。土に混ぜることによって、土壌を活性化させ微生物の生育を助ける効果がある。その他にも、通気性を良くし保水力・保肥力を増加させる効果もある。
フリンジ
(ふりんじ)
花(ガク)の外縁に入る鋸歯のこと。
 

(ほう)
花または花序のすぐ下にある葉の変化したもので、ツボミの時期に花を保護するための部分。アジサイでは玉アジサイのツボミでよく見ることができる。
萌芽
(ほうが)
芽が吹くこと。発芽の意味も含まれる。
ポット
(ぽっと)
鉢や壺などの容器のこと。一般的には苗などのまだ小さい花木を販売する時に用いるポリビニルの小さい容器のことを指す。
ホルテンシス型
(ほるてんしすがた)
テマリ咲きの項を参照。
 
丸弁
(まるべん)
アジサイの装飾花の形の一つで、先端が丸みを帯びていて全体的にふっくらとした形のもの。
 
実生
(みしょう)
種子から育った木・花のこと。
水揚げ
(みずあげ)
切花や挿し穂などの切り口を水につけて給水させること。
水切れ
(みずぎれ)
水分の供給状態のこと。水分が不足して萎れている状態のことを「水切れしている」という。
ミスト繁殖
(みすとはんしょく)
挿し木の成功率を高めるために葉の表面に霧吹き等で水を掛け湿度を高める手法のこと。
緑花アジサイ
(みどりばなあじさい)
ファイトプラズマ菌に感染して装飾花が緑色になったアジサイのこと。一部の品種では正常な状態でも緑色の装飾花をつける。装飾花の老化により緑色に変化したもの(秋色アジサイ)はこれに含めない。
 
芽だし蒔き
(めだしまき)
種子を一昼夜ほど水に浸し発芽しはじめたものを蒔くこと。発芽時期を均一にする効果がある。
 
元肥
(もとごえ)
苗や木を植える予定の場所にあらかじめ肥料を施しておくこと。2〜4週間前に遅効性肥料を施すのが一般的。
 
薬剤散布
(やくざいさんぷ)
病気や害虫の予防や駆除のために農薬を散布すること。
野生種
(やせいしゅ)
栽培用に改良された改良種に対して自然界に自生している植物のことを指す。
山アジサイ
(やまあじさい)
 
誘引
(ゆういん)
つる性のものや倒れやすい花木を倒れないように支柱にひもなどで固定すること。
  
葉腋
(ようえき)
葉柄と茎の間の上側部分のことで、一般的な植物はこの部分に新芽をつける。
葉身
(ようしん)
葉柄の先のいわゆる葉の本体部分のこと。
溶水力
(ようすいりょく)
100gの乾燥土が重力に逆らって保持できる水分量のこと。
溶脱作用
(ようだつさよう)
水が土の成分を溶かし土壌の下層まで浸透させる作用のこと。
用土
(ようど)
植物を植えつける際に使用する土のこと。
葉柄
(ようへい)
葉の本体である葉身と茎とをつなぐ部分のこと。
 
落葉樹
(らくようじゅ)
冬などの生活には不適な季節になると葉を落とす木のこと。アジサイもそのひとつ。
 
両性花
(りょうせいか)
完全花の項を参照。
リン
(りん)
 
冷蔵処理
(れいぞうしょり)
植物を一定期間冷蔵し擬似的に冬を体験させ開花を早めさせる促成栽培のこと。
レースキャップ型
(れーすきゃっぷがた)
ガク咲きの項を参照。